オフショア開発の終焉「ベトナムへの依頼」

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オフショア開発を中国からベトナムに移して数年、最近見えてきたものは何だろうか。

オフショア開発とは

  • 人件費の安い国に業務の一部を移しコスト削減をはかる
  • 工程はプログラミング(+単体テスト)
  • 資材が役務のOEM

オフショア開発を中国からベトナムに移した理由

  • 人件費
  • 上がらない生産性

オフショア開発の見えないコスト

  • 設計書のQA対応(日本側)
  • 受け入れテスト(日本側)
  • 不備に対する修正指示とその説明(日本側)

オフショア開発の現在のうまみ

  • 海外出張という名の旅行
  • ミーティングという名の接待
    • 東南アジアのどの国も、日本人の転がし方くらい良く理解している。
      中国には台湾がありベトナムに台湾はない。この難しさを理解していないなら出張はすべて遊びになる。

オフショア開発がうまくいってないプロジェクト

  • PM(or PL or L)が良くベトナムに行く
  • 帰国後ベトナムを褒めちぎる人たちがいる(「あいつらの勢いはすごい!」や「日々、質問の嵐だった!」等)
  • 人質のように連れて行かれた者は、間違いなく遊んでいない。(会議室で粛々と通常業務、出張旅費の無駄)
    • 昔、アジアは3日、EU or US は10日以内、と暗黙のルールがあった。
      ITはユルいのか。”多忙の中、交通費払ってわざわざ来た!”というインパクトは跡形もない。しわ寄せは〇次モチって、それ、いつまでやるの?トヨタ式は車だけでいいのでは?

コロナで再確認したもの

  • 常駐の必要性(システムテストすら常駐の必要性を感じない)
  • オフショアいる?

国内で開発するメリット

  • 日本語が伝わらないが故の無限ループがなくなる(大手が用意したN3ホルダーがホルダーでないことが・・・)
    • 納期ギリギリになり根負けして、最終的に密かにコチラで手を加えるくらいなら、もとからウチにくれと言いたくなる気持ちも分かる。
  • 後進の育成ステップとしてのプログラミングが復活する
  • 複数案件をこなせるプログラマーの育成ができる(中堅やベテランも開発専門になれる)
  • 2次がオフショアを使った場合のみ、1次は今の質の出張で問題ない。(1次モチ)

まとめ

何十年も前に私を教育してくれた先輩は、自社2つ+常駐先の3つを抱えていた。客先から特別な許可をもらい、DOS画面から成果物を納品し、終わった旨電話で伝える。出社時は必ず寝ぐせ付きで遅刻なので、その事実を聞かされるまでは、「いろんな大人がいるな」くらいにしか思っていなかった。「個人情報保護以降は儲からない業界になってしまった。。」と今でも愚痴をこぼす。そんな環境も終わる。終わる兆しが見えてきた!一周まわって昭和のIT企業に戻るのだ!!これからはモーカルぞーーー
と、鼻息荒く友人が語ってきたのを書いてしまおう。
(その働き方ももうできないぞ。)

Photo by Warren Wong on Unsplash

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